2013-01-01から1年間の記事一覧

アリアナ・フランクリン「アーサー王の墓所の夢」

アリアナ・フランクリンの「女医アデリア・シリーズ」の第三作です。 イギリスの作家の歴史ミステリーで、12世紀、ヘンリー2世の時代です。 第一作「エルサレムから来た悪魔」で、イタリアからイングランドに派遣され、ヘンリー2世の命令でイングランド…

ローラ・チャイルズ「オーガニック・ティーと黒ひげの杯」

ローラ・チャイルズの(お茶と探偵シリーズ)の第12弾「オーガニック・ティーと黒ひげの杯」です。 日本での出版社が変わって心配しましたが、無事続けて刊行されるようになり、本当に嬉しいことです。 このシリーズの舞台となるチャールストンは、昔から…

ジェフリー・ディーヴァー「ポーカー・レッスン」

ジェフリー・ディーヴァーの第2短編集「ポーカー・レッスン」、先日届いたばかりのを早速読みました。 16篇のどれもが、長編に負けない位とても充実した、面白い作品ばかりでした。 リンカーン・ライム物も一篇含まれ、巻末には作者の創作作業の内幕をち…

ジェフリー・ディーヴァー「静寂の叫び」

ジェフリー・ディーヴァーの1995年作のサスペンスで、人質解放交渉がテーマの「静寂の叫び」を読みました。 日本で翻訳出版されたのが1997年6月、奇しくも1996年12月にペルーの日本大使公邸が武装ゲリラによって占拠される事件が起き、多くの…

眼が大事

この春頃は、風邪が長引いて気分がすぐれない日が続きました。 熱は無かったのですが、咳がひどくて夜眠れなかったり、治りかけたと思ったらまた引き添えたりと、主人もやはり風邪で食欲が落ちたりで、二人でぐずぐずしていました。そんな頃、眼が疲れ易く、…

真夏のバラ

春のバラが終わってからも、ぼつぼつと咲いているバラ。 花は半分ぐらいの大きさですし、綺麗に咲くのが少ないのですが、早めに切って家の中で楽しんでいます。 ついでに、ノウゼンカズラ。 元気いっぱい毎日沢山咲き、毎日沢山落ちた花の掃除に追われました…

タナ・フレンチ「道化の館」

「悪意の森」の作者タナ・フレンチの第2作「道化の館」を読みました。 やはり、アイルランドが舞台で、「悪意の森」にも登場していた(私はすっかり忘れていたのですが)キャシー・マドックス刑事が主役になっています。 あれから後、キャシーはDV対策課…

ケン・フォレット「ホーネット、飛翔せよ」

「針の眼」以来ケン・フォレットのスパイ・冒険小説が面白いのを知って、目についたのを次々読むようになりました。 この作品は、「レベッカへの鍵」「鴉よ闇へ翔べ」等と同じく、第二次世界大戦中のヨーロッパが舞台。 1941年6月、デンマークはドイツ…

今年のバラ3

フレグラント・アプリコット。 とても綺麗で、丈夫で、いい匂いです。 メアリー・ローズ。 私の思うバラ色は、こんな色。 ダークレディ。 濃いピンクの大きい花です。 アブラハム・ダービー。 とても上品な綺麗な色だと思います。 グラス・アン・アーヘン。 …

今年のバラ2

マーガレット・メリル。 やや大きい白い花で、花保ちも良く綺麗。 ウーメロ。 ピンクの花びらの花芯近くがオレンジがかって、綺麗です。 花保ちも良くて気に入ってます。 ムーラン。 小さな花が沢山咲いて丈夫。 カージナル・ド・リシリュー。 濃い紫で珍し…

今年のバラ1

今年のバラは、あまり成績が良いとは言えませんでしたが、一通り咲いてくれました。 今は、2番花がぼつぼつ咲き始めていますが、花は小振りです。 写真は春最初に咲いた時に撮った物。 グラハム・トーマス。いつもよく咲きます。 やや早く散るのが惜しいで…

この春咲いた花達

今年の春は、体調が少し悪かったので、ぐずぐずしている間に、庭の花達はなんとなく咲いて散って行きました。 写真は撮ってあったものの、整理出来ないままに、バラの花達も一通り咲き終わり、いままた二番花が蕾をつけ、咲き始めています。 ぼつぼつ整理し…

ケン・フォレット「コード・トゥ・ゼロ」

大分前に出た本(作2000年、日本では2001年、文庫本は2003年)ですが、ケン・フォレットのスパイ小説「コード・トゥ・ゼロ」を読みました。 アメリカとソヴィエトが冷戦中の1958年、宇宙開発はソヴィエトが一歩先んじていて、それにアメリカ…

S.J.ボルトン「毒の目覚め」

S.J.ボルトンのデビュー作「三つの秘文字」に次ぐ第二作「毒の目覚め」を読みました。 この作品は、色々な毒蛇が出て来る怖いお話です。 先日、回覧版で「町内にマムシが出たので注意して下さい」というお知らせがあったばかりです。 蛇は嫌ですが、毒蛇でな…

フクシアのカード

先日、79歳の誕生日に、大好きな花フクシアの立体カードを貰いました。 生の花より変わっていていいだろうと。 フクシアは大好きな花なので、以前何度も育ててみましたが、夏越しがうまくゆかず、沢山枯らしてしまいました。 随分前の事になりますが、サン…

スマホ・ユーザーへの道

去年の暮に、携帯をスマホに変えました。 殆ど外出しないので、携帯で電話を掛ける事は殆どなく、メールも勤め帰りの娘に買い物を頼む位で、持ってはいるものの、利用価値が無くて勿体ないと思っていました。 スマホの方がいいのじゃないかと言う娘の勧めも…

バルドゥイン・グロラー「探偵ダゴベルトの功績と冒険」

この本のおすすめが、本屋さんからのメルマガに出ていた事がありましたが、気になる事もなかったのです。 ある日、テーブルの上に、娘が買って置いているのを見つけたので、お先に失敬して読んでみましたら、面白かったのです。 私には、初めて聞く作者でし…

「加藤まさをの乙女デザイン展」

JR京都駅伊勢丹の美術館「えき」で開催中の「加藤まさをの乙女デザイン展」を見に行ってきました。 加藤まさをさんは、1897年生まれで大正時代を代表する抒情画家ということですが、私も子供の頃(昭和初期、戦前戦中の頃)、お名前は見覚えがあった様…

アランナ・ナイト「蒸気機関車と血染めの外套」

「エジンバラの古い柩」「修道院の第二の殺人」に次ぐアランナ・ナイトのファロ警部補シリーズの第3弾「蒸気機関車と血染めの外套」を読みました。 ファロ警部補には亡くなった奥さんの連れ子であった若い医者のヴィンスと暮らしています。 ファロはかなり…

アン・クリーブス「青雷の光る秋」

アン・クリーブスの「シェットランド四重奏」シリーズの最終章です。 「大鴉の啼く冬」「白夜に惑う夏」「野兎を悼む春」とこの「青雷の光る秋」と一応四部作が完結です。 作品の内容は勿論ですが、どれも素敵な題名で、次はどんなのだろうかと待ち遠しく思…

ヨハン・テオリン「赤く微笑む春」

スエーデンの作家ヨハン・テオリンのエーランド島シリーズの第三弾が出ました。 「黄昏に眠る秋」、「冬の灯台が語るとき」、に続く春、「赤く微笑む春」です。 今回も、元船長のイェルロフが登場しますが、入居していた老人ホームでの生活に満足出来ず自宅…

ダスティン・ホフマン監督作「カルテット!人生のオペラハウス」を見ました。

「カルテット!」は新聞の広告などで見て、見に行きたいと思っていました。 先日、「徹子の部屋」に、ダスティン・ホフマンさんが二日に亘って出られて、初監督されたこの作品についても色々興味深いお話がありました。 年を取って引退した音楽家達が余生を…

アーモンドの発芽

先日、東洋ナッツのアーモンド・フェスティバルで頂いたアーモンドの種を植えておいたのが、芽を出して育ちつつあります。 もう少し大きくなってしっかりしたら、一本ずつに植え替えるつもりです。 鉢植えなので、実までは無理でも、せめて花を咲かせたいな…

ケン・フォレット「トリプル」

ケンフォレットの第一作「針の目」に続く第二作「トリプル」は、第一作と同様史実を元にしたスパイ・スリラーです。 「針の目」と第三作の「レベッカへの鍵」を読んで面白かったので、この「トリプル」も読みたいと思っていました。 スパイ物と言うと、あま…

ジル・チャーチル「枯れ騒ぎ」

ジル・チャーチルのコージー・ミステリー、ジェーン・シリーズ第12弾、「枯れ騒ぎ」です。 主人公の主婦ジェーン・ジェフリーが、ガーデニングの講習会に参加して事件に巻き込まれるというので、日本でもよくある寄せ植え鉢だとか、庭のデザインだとか、花…

花食い鳥

今年もシデコブシの蕾がそこそこ付いて、開くのを楽しみにしていましたが、やっぱり敵は見逃してくれませんでした。 ヒヨドリです。開き始めた花びらを夢中で食べている現場を目撃、証拠写真をと慌ててカメラを取りに走りましたが、気が付いて逃げて行きまし…

アーモンドの種

昨日のフェスティバルの会場で、アーモンドの種を貰いました。 詳しい栽培の説明書がついています。 去年植えてみた方の話では、うまく芽が出なかったとの事でしたので、難しいのかも知れませんが、折角の種なのでトライしてみようと、今日水に漬けました。 …

アーモンド・フェスティバル

神戸市にある東洋ナッツ食品のアーモンドフェスティバルに行ってきました。 毎年今頃、アーモンドの花の咲く頃に開かれるので、一度行ってみたいと思いながら、お天気が悪かったり、こちらの都合が悪かったりで、駄目になっていました。 今日はいいお天気で…

ピーター・トレメイン「修道女フィデルマの探求」

修道女フィデルマ・シリーズ中の短編集、第3集です。 これは、原作では一冊のものを、日本では3冊に分け出版されたそうです。 それぞれ5編の短編作品が収録されています。 第1集は「修道女フィデルマの叡智」、第2集は「修道女フィデルマの洞察」でした…

エプロンを縫う

寒い間は、どうしても指先がひび割れて、細かい仕事はしにくいのです。 そういう時期に、ミシンだけで出来るエプロンを縫っておきます。 台所で水仕事をすると、どうしても前が濡れるので、エプロンがいります。 それも、やや厚地のものが欲しいのです。 ラ…