スマホ・ユーザーへの道

去年の暮に、携帯をスマホに変えました。
殆ど外出しないので、携帯で電話を掛ける事は殆どなく、メールも勤め帰りの娘に買い物を頼む位で、持ってはいるものの、利用価値が無くて勿体ないと思っていました。
スマホの方がいいのじゃないかと言う娘の勧めもあり、丁度中高年向きの一日体験講座があったので、どんなものか触らせて貰えるのならと行ってみました。
すぐに、画面が横向けになったり、触れた覚えもないうちに、違う画面に変わってしまったり、その度に泡を食って、アシスタントの方を呼んだりして、ご迷惑をお掛けしました。
一日講座はそんなことで、訳のわからないうちに終わったような始末でした。

それでも、携帯電話はインターネットもできる電話、スマホは電話も掛けられるパソコンと言うような事が分かったので、やはり自分にはスマホの方が合っていると思い、何冊かの参考書を買って貰って、少し勉強(?)してから、買いに行きました。

パソコンを習ったのは、68歳ぐらいの時、10年たっても少しも上達していませんが、自分に便利なインターネットの調べ物や買い物、メール、ブログ等には満足しています。
今また、80歳を目前にしてのスマホですが、自分の希望する狭い範囲の用途には、間に合っていて満足しています。
私は、SNSやゲーム等には興味有りませんし、旅行や交通関係の調べも殆ど必要ありません。
いままで、パソコンでしていたGoogle検索、メール、少しですが好きな音楽を入れて置いてたまに聞いたりする程度ですが、パソコンを出して来なくても、手軽に使えるので便利です。
特に、本を読みながら、知らない言葉、物の名前、人物、地名など、その都度、横になって本を読んでいても調べられるのが便利です。
読書の友、これが、スマホの一番の利用法です。
料理や、園芸など、ふと疑問に思ったことを、すぐに手軽に調べられるのも便利です。
メールも手軽ですが、打ち損ないしやすくて、パソコンより時間が掛かります。

必要な時には電話も出来る携帯パソコンとして、スマホに買い換えて良かったと思っています。

ただ、パソコンでもスマホでも、自分の出来る範囲で使う事は出来ても、何かトラブルが起きた時に自力で解決出来なければユーザーだなんて言えないと思います。
私は、なにかと娘に助けて貰う事が多いのです。
「自力で何とか解決するよう手を尽くして調べなさい」と叱られますが、難しいことです。
パソコン・ユーザー、スマホ・ユーザーへの道は遙かに遠いのです。