梅干し作り、仕上げ。

梅雨が明け、お天気が続きそうだったので、紫蘇を入れて漬け込んだ梅を干しました。

7月19日(1日目)
紫蘇は、よく絞って、別に干します。
赤梅酢は、ゴミが入らないように、容器のままザルをかぶせて干します。
少し水分を減らして濃くして保存したいから。



終日カンカン照りで、理想的な梅干し日和。

夕方、梅だけ梅酢に戻し、紫蘇はザルのまま家の中へ。


7月20日、今日は用事があって、干すのはお休み。


7月21日(2日目)
今日も、快晴、暑い暑い一日でした。




夕方、また梅だけ梅酢に戻し、紫蘇はザルのまま家の中へ。


7月22日(3日目)
梅を干すのは、今日で終わりにします。
お天気の具合とか、乾き具合、色の付き方で干す日数は勘案します。
思ったより雲が出てきて、ぱっとしない一日になることもあります。
私は、紫蘇の色がしっかり付いたのが好きなのです。



出来上がったのを、保存用容器(私は小振りの甕を使っています)に入れて終わり。
固いのや、色の付き方が薄い物を底の方に入れます。
容器の底と、梅干しを入れた上に紫蘇をかぶせます。
保存している間に、しっとりとしてきます。
紫蘇はバリバリに乾いていて、手で揉んだだけで細かくなりますので、一部は揉んでザルでふるってユカリにして保存。
梅酢もザルできれいに漉して、生姜を漬けたりするために保存します。
これで、今年の梅干し作りは終わりました。

去年は天候不順で手間取りましたが、今年は順調に終わりました。
反省点としては、梅がやや青かった(特に「紅映」は大変若い感じでした)のを2,3日置いて追熟させたのですが、もう少し追熟させたほうが良かったかと思います。
お店で見て選ぶのと違い、いつも生協で予約して買いますし、「紅映」は今年初めて買ったので、どんなのが来るのか分かりませんでした。
梅が黄色くなっているほうが、綺麗な色に仕上がります。
ただ、あまりよく熟していると、皮の柔らかい品種では漬けたり干したりの過程で潰れる事があるので要注意です。
何年か前に、沢山潰れて干しザルにくっついて難儀しました。
私は、あまり柔らかいより、どちらかと言うとやや固めの方が好きです。
今年は、そんな訳で、やや固めで、色はちょっと不満足の仕上がりになりましたが、味は美味しく出来たと思います。
紫蘇を入れてから、干す迄にもう少し長く待った方が色の付き方が良かったかもしれません。

こんな、不出来なブログでも、たまに「梅干」を見に来て下さる方もありますので、ご参考になるかどうか分かりませんが、出来るだけ詳しく「うちの場合」を書きました。
長くなったので面倒に見えますが、いたって簡単な仕事です。