この春から読んだ本、今読んでいる本。

この春から初夏の頃は、逆流性食道炎(胃炎?)らしい症状がしばらく続いて、治るのに時間がかかり、しんどい日々がありました。

そんな時は、無理せず、ごろごろして本を読むぐらいしか仕方ありません。

 

娘が読むつもりで置いてあったらしい、北杜夫さんが医局員時代のエピソードなどを書かれた「どくとるマンボウ医局記」が目についたので、気楽に読めていいかと思い読んでいましたら、北杜夫さんの大親友の辻邦生さんの著書「安土往還記」、このお二人が若い頃にやりとりされたお手紙を集めた「若き日の友情」も出してきてくれましたので、続けて3冊読みました。

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北杜夫さんの作品は、主人も好きで、家に何冊かありましたので、昔、「楡家の人びと」や、「輝ける碧き空の下で」、「白きたおやかな峰」など読みましたが、辻邦生さんの著書は、読んだことがありませんでした。安土は我が家がお世話になっているお寺があって、親しみのあるところですし、織田信長についていくらか知る事ができて、「安土往還記」はなかなか面白い作品でした。

「若き日の友情」、このお二人の作家の事、特に北杜夫さんのお若い頃の事を知ることがが出来て、興味深く読みました。

 

 

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身体の具合が悪い時は、コージーミステリーが楽でいいのです。

右の「アガサ・レーズン」の方は、まだこれから読むのですが。

 

 

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ふと思い出して、カレル・チャペックの「園芸家12か月」、古い本ですが、探し出してきて、読み返しました。そうそうと納得しながら、また面白く読みました。 

 

アガサ・クリスティの「ねじれた家」は、先日映画を見たので、もう一度よんでみようと出してきて、いま読んでいる最中です。

昔読んだのですが、もう全然覚えていません。

映画と原作が、どれだけ違うか、違わないのか、気になります。