夏から秋に読んだ本1

この夏以来読んだ本の記録を、題名だけでも残して置きたいと思っていました。

忙しかったのと、気持ちが落ち着かなかったので、読みたい本は積みあがるばかりで、進みませんでした。


暑い間は、気楽なコージー・ミステリーばかり読んでいました。



M.C.ビートンの「アガサ・レーズンの結婚式」
アガサ・レーズンというオールド・ミスが主人公の「英国ちいさな村の謎」シリーズの5。
かなり厚かましいアガサが巻き起こす騒動に、周りの人達が振り回される可笑しい話。
好きなキャラクターではないけれど、そのバイタリティーにちょっと辟易しながらも、また読みたくなります。



「アガサ・レーズンの幻の新婚旅行」。
上と同じシリーズの6。




左は、ジル・チャーチルの「ジェーン」シリーズ14作目「大会を知らず」です。
このシリーズは好きで、ずっと読んできたのですが、翻訳者の方が亡くなられて、10作目から翻訳者が変わり、どうも感じが変わってしまいました。
主人公と親友との会話の言葉遣いが乱暴になった様に思えて(彼女達の生活や知性のレベルなどに相応しくない様で)、違和感があるのです。そう思いながら、何作か読んでいたのです。
このシリーズは、かなり評価も高い様なのですが、もうこれで終わりにしようと思っています。
原作での会話の感じは、どうなのかな?と思います。


中央は、ジェシカ・ベックの「ドーナツ事件簿」シリーズの5作目。
これも、ここまで5作読みましたが、ドーナツにあまり変化が無いという、ストーリーとはあまり関係のない所での退屈さで、あまり読みたいと思わなくなりました。
ドーナツが好きなので、読み始めたシリーズなのですが。


右は、ローラ・チャイルズ「お茶と探偵」シリーズの13。
このシリーズは、コージー・ミステリーの中で、私の一番好きなシリーズです。




左は、「お茶と探偵」シリーズの14。
このシリーズは、どの作もバラエティーに富んでいて、面白いと思います。


右は、新しく始まったアン・ジョージの「おばあちゃん姉妹探偵」シリーズ1。
アガサ賞受賞作と言う事と、おばあちゃんが活躍するというのに惹かれて読んでみたもの。
このシリーズは、続けて読むかどうか分かりません。


あまり、あれこれと手を広げず、好みのシリーズに絞って読むようにしようと、思っているところです。