園芸関係のエッセイ本

もう25年位前に買って読んだ園芸関係の本が沢山あります。

当時、犬を飼っていましたし、庭にあまり花を植えていなかったと思います。

これから、そろそろ植えようかと思っていたのか、世間ではガーデニングブームが始まっていたのか、もう思い出せませんが、その頃、近くに本屋さんがないのに、どういう方法でこれらの本を手に入れたかも思い出せません。

 

今、改めて読み直してみると、少しも古い感じはしませんし、それぞれ、著者の方々のその当時の園芸生活や、過去の経験、外国(英国)での生活、見聞、学識などがユーモアある文章や、ご自身の描かれたイラスト(これもそれぞれ素敵です)もあって、いい本ばかりでした。

 

 

中尾真理さんは、奈良大学の教授をしておられ、奈良にお住まいで(今もかどうか分からないのですが)、奈良は私の住んでいる滋賀県と同じ様な気候なので、とてもよく分ることが多くて、親しみを持って読みました。

 

 

岩野礼子さんは、英国にお住まいで(今もかどうか、これも分かりません)そこでの見聞、庭づくりのお話など、お洒落なイラストも楽しめました。

 

 

平野理恵子さんの一冊は、子供の頃からの思い出話や、多肉植物にたどり着くまでの植物とのお付き合いのお話が面白く語られています。

 

 

吉谷桂子さんは、テレビにもよく出ていらっしゃった、素敵な園芸家です。

いまはどうなのか知りませんが、英国にお住まいで、庭づくりに奮闘されるお話が、沢山のイラストと共にとても楽しく読めました。

 

どの本も、随分前に買った本ですが、植物を愛で、育てる気持ちは、どなたも、何処でも、いつも変わらず、共感を持って読めるものだと思いました。