園芸、自然関係の本をもう少し

古い本を読み直す一人プロジェクトをやっていますが、園芸や自然に関するエッセイや画文集をもう少し読みました。

少し涼しくなったと思ったら、また暑さがぶり返したりで、まだ庭仕事もあまり出来ない時には、あせらず、のんびりと本を読むことにしていました。

 

ヘルマン・ヘッセは、著作の執筆以外の時間を、庭仕事で過ごすのを愉しみにされたようです。その様子がうかがえるエッセイ集です。

もう一冊は、ヒース・ロビンソンの愉快なイラストに、K.R.G.ブラウンの文章で、イギリスらしいガーデニングの知恵を、皮肉も交えて書かれていて、楽しく読めました。

 

 

上の3冊は、いずれも少し前の、イギリスの有名なガーデナーの方達のエッセイ集です。

 

ローズマリーの庭にて」は、原題の「A  COUNTRYWOMAN'S  NOTES」の様に、田舎暮らしの楽しみ、喜びを描かれていて、楽しい一冊です。

 

ガーデニング・レター 母から娘への手紙」は、それぞれ都会で仕事をしながら、隣同士の田舎の家の庭仕事を楽しむ母と娘の手紙のやりとり、主に母から娘への庭づくりの助言です。

時に御節介なお勧めなど、微笑ましい所もありますが、なにしろ我々とはスケールの違う広大な庭のこと、植物の名前も学名(?)など詳し過ぎて煩わしいところあります。

 

「あなたの愛する庭に」は、新聞の園芸コーナーでしょうか、読者からの庭づくりに関する質問に答えられたものを集めたもの。やはり、かなり植物の名前は詳しく書かれています。

 

いずれも、月毎に、一年を通しての庭づくりへの参考書と言った感じのもの。

イギリスでの園芸ですが。

 

次は、園芸ではなく、自然の植物や動物を描いて素晴らしい、大好きなオランダの画家、マロリン・バスティンさんの画集など。

どれも、とても精密で、とても綺麗な画で、ため息が出ます。

大分前ですが、このマロリンさんのデザインで、クロスステッチの大きな額を作って、今でも大事に、時々飾っています。

 

まだまだ、植物関係の本はありますが、ここらで一休みです。

 

このところ、やっと涼しくなってきましたので、庭仕事もぼつぼつ始めました。

またミステリーなど、やはり昔一度読んだ物ですが、ぼつぼつ読み返しています。

どれも見事に、物語の筋さえ覚えていないので、また楽しく読めます。

 

また、少しですが、新しく買った本、もうすぐ出るので買う予定の本もあります。

こんな調子なので、いくらでも読むものはありますし、庭仕事も溜まっています。

体力が無いので、少し動いては休み休みの毎日です。