滋賀県立美術館で開催中(今日が最終日)の山元春挙展を先日見てきました。
明治、大正、昭和にかけて活躍、多くの作品を残した日本画家です。
私は、母が春挙の縁戚に当たったので、子供の頃から、春挙は馴染み深い名前でした。
母の話では、春挙は早く亡くなったので、世間ではあまり知られていないけれど、立派な画家であった事、お家の庭が琵琶湖まで続いている(蘆花浅水荘という名前で、埋め立てがあったのか、今は琵琶湖から隔たっています)という事しか覚えていません。
今回生誕150年を記念して、地元の滋賀県大津市で色々記念行事があり、美術館で沢山の作品を見ることが出来て、とても幸せに思いました。
前期と後期に分かれ、作品の入れ替えもあったので、頑張って両方見てきました。
思ったより、ずっと多くの立派な作品が残されていて、見ごたえがありました。
母にも見せてあげたかったです。
少し前に、春挙の画塾に参加していた画家達の作品展もありました。
私は残念ながら 行けませんでしたが、娘が見てきました。
最近まで知らなかったのですが、主人の父の知人であった柴田晩葉さんもその画塾のメンバーだったのです。
晩葉さんの事は、前にも書きましたが、私のとても好きな画風で、今も季節の色紙を飾って楽しんでいます。