ミホ・ミュージアムへ行く

お墓参りがすんでほっとした一日、娘とMIHO MUSEUMへ行ってきました。
滋賀県甲賀郡にあるMIHO MUSEUMは、湖南アルプスの山中に建てられた、とても静かで素敵な美術館です。
今回は、「空想動物の世界」がテーマの展示でしたが、私はこの美術館そのものが好きで、「桃源郷」をイメージしたというこの静かな場所に惹かれます。
JR琵琶湖線石山駅から45分ほど、バスで谷川沿いの道を山の中へ入ったところにあります。
入り口すぐのレセプション棟から電気自動車でトンネルをくぐり、山峡をまたぐ橋を渡って美術館棟に着きます。
春はしだれ桜が綺麗なようですが、その季節に行き合わせた事はないのですが、山々の緑がきれいです。
この美術館はパリのルーブル美術館のガラスのピラミッドで有名な建築家の設計で、「自然と建物と美術」「東洋と西洋」「伝統と現代」の融合がテーマとの事、本当にそんな感じがします。





メインの展示の「空想動物」は古来世界のあちらこちらで考えられた、動物と人間を組み合わせたような神々や精霊の姿、人々の祈りのあらわれだったようです。
その他にこの美術館の収蔵品の仏像などの展示もありました。



展覧会はいつも見て回るのに時間もかかり、照明が暗い事もあって疲れますが、心安らぐいい一日でした。