この秋は、以前読んだ本を読み返すこと多かったのですが、長い間「積読」だったものも読むことが出来、一応の締めくくりが出来ました。
読み返した本達は・・・
もう、殆ど忘れていて、またそれぞれ面白く読めました。
新しく読んだのは、ケン・フォレットの大作。2011年から2016年までに翻訳出版されたものを買って積んでおいたもの。
史実をもとに、第一次世界大戦前から、第二次世界大戦後の世界までの100年間の物語です。
イギリス、ドイツ、ロシア、アメリカの家族の親、子、孫、三代にわたる波乱に満ちた歴史の物語で、三部作、11巻もありましたが、さすがケンフォレット、厳しい主題も興味深くスルスルと読み終えました。
はらはらしたり、どきどきしたり、胸が詰まる思いがしたり、涙が出たり、笑ったり、歴史に弱い私でも少しは勉強にもなり、読んでよかったと思いました。
ただ一点、この作者の作品で残念なのは、読者へのサービスのつもりなのか、ご自身の遊び心からか、とても扇情的な場面が何度もあって、辟易させられます。
戦争や専制政治の恐ろしさ、悲惨さ、愚かさを知ってもらう為にも、若い人達にもお勧めしたい位の作品だと思うのですが、この点で、とても残念です。
最後に、今読んでいるのは、ケイト・モートンの「湖畔荘」。
以前読んだ「忘れられた花園」、「秘密」、「リヴァトン館」の作者です。
これも面白くて、最後どうなるのかなと気にしながら読んでいます。
さて来年ですが、もう何冊か用意してあります。
また、ケン・フォレットとジェフリー・ディヴァです。
来年の楽しみです。
好きなコージーブックスも1月、3月には出る予定があり楽しみです。