先日、造幣局の硬貨の検査の様子がテレビで報道されていました。
毎年か、何年かに一度なのか知りませんが、ちょいちょい見るような気がします。
ピカピカの新しい硬貨がざらざらと秤にかけられる様子です。
娘が、令和３年の今年出来立ての硬貨で綺麗だからと10円玉を呉れました。
思いついて、お財布の中の１０円玉を調べて見ましたら、なんと、昭和２６年製のがあったのです。
昭和４０年代、５０年代製や、勿論平成年間製のは普通に沢山ある中に、昭和２６年というと１９５１年ですから、７０年も前のもの。私が結婚するより前です。
使われずに保存されたのでなく、普通に流通し、すり減った縁のギザギザ、心持薄くなった厚みを見て、どういう旅をしてきたのかなと思いました。
