ケン・フォレット「巨人たちの 落日」


ケン・フォレットの新大作「巨人たちの落日」(上・中・下)三冊、読み終えました。
この作品は、20世紀をテーマにした(百年三部作)の第一作との事です。
この長い作品、いつもの様に大抵夜寝る前に読むので、半眠り状態で読んだか読んでないか定かでないところが多く、これまたいつもの様に殆ど2回読む事となり、長い時間かかりました。
中世のイングランドが舞台の「大聖堂」や「大聖堂ー果てしなき世界」に続く大作で、今度は20世紀のイギリス、ドイツ、ロシア、アメリカが舞台。
第一次世界大戦と、ロシア革命の激動の時代に翻弄されながら生きた、これらの国々の何組かの人々の苦闘の物語で、やはりこの作者の巧みな語り口に惹き込まれてしまいました。
歴史にも地理にも弱い私ですが、第一次世界大戦ロシア革命などについても、少しは知る事が出来、大変興味深く、また面白く飽きずに読めました。
第二作も今年完成予定とか、早く翻訳出版されるのが待たれます。