ケン・フォレットの新しい本が出たので、早速買い込みました。
「火の柱」文庫本の上中下三冊です。
「大聖堂」「大聖堂ー果てしなき世界」の続編に当たる歴史大河ロマンとのことで、面白そうで期待しています。
今読んでいる本、読む予定の本もあるので、読むのは少し先になります。
実は、この著者の前作「百年三部作」も買ってあるのですが、かなりの大作で、まだ読んでいません。積読は殆どしないのですが・・・これは、かなり後回しになりそうです。
ケン・フォレットは、とてもエネルギッシュに大作を次々に書かれるようで、もう次の作品も完成、9月にイギリスで出版されるとか、日本ではいつになるのか分かりませんが、やはり「大聖堂」の同じ舞台で前の時代の物語とか、これも楽しみです。
この冬は、あまり読書が進みませんでした。
ダン・ブラウンの「オリジン」、人工知能が出てくる話でしたが、もう忘れました。
もう一度読まないと・・・
今、世界の多くの国で猛威を振るっている 「新型コロナウィルス」ですが、中国や、クルーズ船のニュースを聞いた時、「パンデミック」という言葉が真っ先に頭に浮かびました。
そして、2,3年前に読んだダン・ブラウンの「インフェルノ」。主人公のラングドン教授がまた走り回って、ある人物によって仕掛けられたウィルスの伝播を阻止するというストーリーを思い出しました。
映画にもなり、その中でラングドン教授を演じているトム・ハンクスさんが、新型コロナウィルスに感染されたと聞き、よりにもよってと、びっくりでした。
SNSなどで、悪意ある偽情報でも簡単に拡散されてしまう現代です。
こんな犯罪も無いとは言えない、怖い作品でした。
この頃は、一冊の本を読むのに、なかなか頭に入らなくて、二度三度読み返さなくてはならないので、なかなか捗りません。
今、読みかけているのは、娘が面白そうと勧めてくれたこの一冊。
まだ読み始めたばかりですが、忍者の忍術(幻術?)みたいなのが色々出てきて、少々気持ちの悪い術もあり、出来れば、綺麗な術にして欲しいなと思い乍ら読んでいます。
子供のころ読んだ吉川英治の 「龍虎八天狗」だったか「神州天馬侠」だったか(どちらだったでしょう?)に出てきた、蛾の群れが出てくる幻術を思い出しました。
物語の筋も覚えていないのに、その場面だけ覚えています。
子供心に不思議で、夢を見ているような気分になったものです。