近年は、本を読むのも、テレビドラマを見るのも、2回は繰り返して読んだり見たりしないと解りにくいことが多いので、なかなか捗りませんが、急がずのんびりと楽しんでいます。
ケイト・モートンの「リヴァトン館」が面白かったので、「忘れられた花園」も買って読みました。これも面白かったです。
この作者の作品で、他に「秘密」というのがありますので、これも機会があれば読みたいと思っています。
馬部隆弘さんという学者の方の「椿井文書ー日本最大級の偽文書」を読みました。
古文書については、訳あって少々関心があります。
この本は、娘が最近買ったもので、古文書の世界にこんなに大々的に偽文書があったとは今まで知りませんでした。
大変詳しい内容ですが、私の場合は、そこまで詳しいことは必要ないので、ざっと粗筋を読んだ感じです。
書画骨董の世界では、よく聞く話ですが、驚きでしたし、勉強になりました。
NHKテレビで楽しみに見ている「やまと尼寺精進日記」の本が出ているのを知りました。
テレビ番組は、とてもほっこりする大好きな番組で、本のほうも、ちょっとのんびりしたい時に見るのにちょうどいい感じです。
もう大分前になりますが、ウンベルト・エーコの「ヌメロ・ゼロ」を読みました。
「薔薇の名前」「バウドリーノ」に続いて、娘が薦めてくれたものです。
詳しい事はもう忘れましたが、訳が分からないというものでもなく、まあ面白かったと思います。
そして、今回は、「フーコーの振り子」を出して来てくれたので、読んでみることにしました。上下巻、かなりの長編ですし、どんな話なのか、難しい話かもしれないので、読み終えることが出来るか、途中でギブアップすることになるか分かりません。
ちなみに、この文庫本は、20年前に出版されたもので、娘がいつかブックオフで買ったもの。100円の値札がついていて、紙が茶色くなってきていています。