夏から秋に読んだ本3


カズオ・イシグロ作の「日の名残り」。
以前に一度読んだのですが、最近NHKで放映中の「刑事フォイル」で、1930年代、40年代頃、イギリス国内でもナチス・ドイツに賛同する人達がいて、集会を開いたりしていたという事を知り、意外に思って娘に話しましたら、この「日の名残り」にも書いてあったと言って、出してきてくれました。
もうすっかり忘れていましたので、もう一度読んでみました。




ジェフリー・ディーヴァーの短編集。
これも、以前に読んだのですが、最近ジェフリー・ディーヴァーの本の解説で、優れた短編集としてこの本の事が取り上げられていたので、もう一度読んでみました。
私は、短編よりも長編のほうが好きですが、短編でも夫々面白く読めました。
中でも、面白かったのは、「被包含犯罪」。法廷物のテレビドラマを見ているような感じでした。