映画「ダウントン・アビー」

もう数年前になりますが、NHKでイギリスの人気テレビドラマ「ダウントン・アビー」が放映され、とても面白くて、毎週待ち兼ねて見ていました。

 

1912年から1925年のイギリス、ヨークシャーにある壮麗なカントリーハウス「ダウントン・アビー」を舞台に、当主のグランサム伯爵クロリー家の人々と、その使用人達をめぐるドラマです。

 

ドラマ放映が終わり寂しくなりましたが、この度、その後の話が映画化され、日本公開となりましたので、先日見てきました。

 

テレビドラマの時代から2年後、この「ダウントン・アビー」に国王ジョージ5世とメアリー王妃が来られることになり、大騒ぎになります。

貴族一家、使用人達、国王夫妻にその従者達、色々な葛藤もあり、でも最後は無事おさまり、よかった、よかったとなります。

 

「国王の訪問」という一大事にしぼってドラマが作られているので、まとまりがよくて、分かりやすく、良かったと思いました。

俳優さん達も、テレビドラマの時と殆ど同じで、違和感がありません。

 

第一次世界大戦があり、激動の時代をくぐり抜けた伯爵一家は、家族それぞれにもドラマがあり、経済的にも難しい時あり、伯爵の健康面にも心配な時がありましたが、この映画の舞台となった年代には、なんとか落ち着いたようで、また華やかなコスチュームの女性達が見られ、それが、私には一番楽しく思えました。

そして、やっぱり、マギー・スミスさんの先代伯爵夫人バイオレットが一番素敵でした。

 

この映画も、もう一度、二度でも、見たいものだというのが、娘と私の感想です。

 

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