最近見た映画3

四月になってから、娘と一緒に見に行きました。
「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」です

ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」でファンになったイアン・マッケランさんの(引退後の老境にある名探偵シャーロック・ホームズ)の物語。


引退して田舎の美しい農場で養蜂をしながら、昔解決できずに引退の引き金となった事件の記録を、自ら書こうとしていています。
彼はもう93歳、老いと闘いながらの毎日です。
もう親友ワトソン氏もこの世を去ってしまったのです。


その最後の事件というのは、アンという女性の行動を不審に思う夫からの依頼でした。
残念ながら、解決出来ず不幸な結末となったこの事件は、ホームズを今も苦しめているのです。

この映画は、アーサー・コナン・ドイルの原作ではなく、ミッチ・カリンという作家の原作によるものです。

ホームズの世話をする家政婦のマンロー夫人と、蜜蜂の世話を手伝ってくれる彼女の息子のロジャーとの心の通った交流、日本人ウメザキ(真田広之さん出演)との「ひれ山椒」をめぐる交流で戦後の日本を訪れた時の話、解決できなかった最後の事件の顛末などが、描かれていました。


ところが、なんとしたことか、不覚にも、私は肝心なところで居眠りしてしまったのです。
フイフイと襲ってくる睡魔と闘っていたのですが、結果としては、アン夫人がのめり込んでいたグラス・アルモニカという楽器、その先生だったマダム・シルマーとの経緯など、大事なところ、見たかった所がすっぽり抜けてしまっていました。

もう一度見に行きたくても、今はもう無理なので、せめて原作本を読んで、いつか別の映画館かテレビで見られる機会を待つことにしました。

これが、原作本。早速読みましたが、やはり映画と少し違うところがあるように思います。

早く、また観る機会があります様に、あれば、今度はしっかり観たいものと思っています。
居眠り防止の為には、チューインガムを噛みながら見ればいいと聞きましたので、試してみようと思っています。