おばあちゃんが活躍する映画

おばあちゃんが活躍するドラマや映画が気になります。
自分がおばあちゃんなので、仲間意識というか、励まされる気がします。


昨年11月に「シャーリー&ヒンダ」を見ました。

86歳と92歳の二人のおばあちゃんが、ある日、ふと経済問題に目覚め、「どうして経済は成長し続けなければいけないのか?」と疑問を持ちます。
この答を求めて、車椅子で走り回って、大学の先生や学生、経済界の人々に聞いて回ります。

このお二人は、実際に社会問題を考える団体で、活動しておられるそうです。
私も、今までそんな疑問を感じたことは無かったのですが、そういえば、どうしてかな?と考えさせられる映画でした。


今年になって、先日、「パリ3区の遺産相続人(MY OLD LADY)」を見ました。

私の大好きなマギー・スミスさんが出ておられる映画です。
一文無しのニューヨーカーの男性が、父親から相続したアパルトマンを売ろうとパリにやって来ましたが、この素敵なアパルトマンには、老婦人と孫娘が住んでいて、フランス伝統の法律で、出て行って貰えない上に、この老婦人が亡くなるまで決まった額のお金を払い続けなければならない事が分かります。
「ヴィアジェ」という制度だそうです。
なんとかして、売りたい男性ですが、老婦人や孫娘と一緒に暮らすうちに、亡き父親の歴史や残した想いを知るようになります。
面白くて、最後はほっとする映画でした。
この2本の映画は、京都シネマでみました。
4月になったら、町内会のお役目からも解放されますし、今年はいい映画を少し見たいと思い、京都シネマのシニア会員になりました。
毎月、上映される映画のお知らせが送られてきます。
ここは、小さな映画館ですが、小品でも佳作の映画が見られますし、便利なところにあります。



マギー・スミスさんは、私と同い年と言う事で、大変親しみを感じています。
NHKで放映中の「ダウントン・アビー」はとても楽しみですが、これも、マギー・スミスさんの先代伯爵婦人がいなければ、寂しいものになるでしょう。存在感は大きいと思います。

映画では、「カルテット」もよかったし、「マリーゴルド・ホテルで会いましょう」も、もうすぐ続編が公開されるとの事で楽しみに待っています。