ジェフリー・ディーヴァーに戻って (1)

この春は、お天気の悪い日が多かったので、少し落ち着いて本を読む事が出来たと思います。
相変わらずコージー・ミステリーも読んでいましたが、その後に読んだジェフリー・ディーヴァーの方を、忘れないうちに題名だけでも記録して置こうと思います。




ジェフリー・ディーヴァー作「007白紙委任状」です。
映画でおなじみの「007」の原作者が亡くなられてから、色々な有名な作家が選ばれてボンド・シリーズを書いておられると言う事を、今回初めて知りました。
今まで、映画のボンド役を演じた代々の俳優さんの事は見聞きしていても、映画は殆ど見た事が無かったのですが、ジェフリー・ディーヴァーの作品と言う事で、もし映画化されたら、絶対見たいと思います。
現代らしく、工業廃棄物処理リサイクルの会社を隠れ蓑に悪事を働く犯人と、これを追うボンドの活躍で、ディーヴァーらしく最後まで面白く読める作品でした。




ノンシリーズの「追撃の森」。女性保安官の活躍が凄かった。
殺人事件の犯人達に追われて、知力を尽くして、夜の森の中を被害者の知人と彷徨い逃げる主人公に、ハラハラドキドキして、こちらまで疲れ果てる思いでしたが、とても面白い作品でした。