「還付金詐欺」に狙われたこと。

今年になって、2回「還付金詐欺」の電話がかかってきました。

 

一回目は、1月か2月頃です。

市役所の保険課を名乗り、保険料の還付があるので手続きの手紙を出したが、まだ返事が来ていないので、電話をしたということでした。

私は、市役所からの手紙には、いつもすぐにきちんと返事を出し、頂くべきものはきちんと頂いて記録していますので、それはおかしいと思いましたが、このころまだ「還付金詐欺」という言葉を知らなかったので、「調べてみますが、念のためもう一度書類を送って下さい」と言って、電話を切りました。

何日か経っても、書類は来ないので、市役所に電話をして調べて貰いましたが、やはりそんな未払のものは無いということで、「怪しい電話」だったと思いましたが、市役所の職員の方も、「還付金詐欺」のことは、御存じなかったのか、そういうことに注意して下さいというお話もなく、そのまま忘れてしまっていました

 

そして、5月になって、先日、2回目の電話がかかってきました。

今度は、保険なんとか課と名乗り、「還付金が、1万9千何百何十円」ありますと、細かい数字をあげ、「制度が変わって、過去何年かに戻って支払われることになった。この市内で6百何十人かの対象者があり、電話している」と。

私は、また「調べてみます」と電話を切りました。

 

還付金詐欺」という名前は認知していなかったのですが、怪しい電話であることは分かっていたのに、すぐに切らずに暫く相手の話を聞いていたので、あとで、娘に叱られました。

 

翌日の新聞で、市内多くの家にこの電話があり、キャッシュカードを詐取された方がおられたと知りました。

 

オレオレ詐欺」、「振り込め詐欺」に、「還付金詐欺」、次々と悪い人間が攻撃してきます。次は、何が来るかわかりません。

ネットでも、銀行や、通販サイト、プロバイダーなど、有名な名前を騙り変なメールが来ます。油断出来ない世の中です。

 

自戒のためもあり、今回の「詐欺未遂事件」を記録しました。