「ホビット」を3Dで見ました

去年の暮れに「ホビット」を2D吹き替え版で見ました。
これの3D字幕版を見たいと思っていましたが、やっと娘と二人のスケジュールが合って、見に行くことが出来ました。
3Dのメガネを掛けて見るのは初めてなので、どんな風に見えるのか、目が疲れずに3時間見られるのか、ちょっと心配でしたが、とても綺麗に、疲れもせず、楽しく見ることが出来ました。

3D用メガネは試着出来ました。私は普段から眼鏡を掛けているので、クリップで留める式のメガネを掛けて見ましたが、クリップのあたりが視界に入って邪魔なので、普通に掛ける式のを眼鏡の上からかけてみましたら、大人用では大き過ぎてずり落ちるので、子供用ので丁度よかったのです。
始めは立体というより、平面が層になって丁度手芸のシャドウ・ボックスの様に見えましたが、慣れれば自然に見える様になり、本当に画面がはっきりと綺麗に浮き出して見え、蝶(蛾?)や鷲や岩が自分の頭の上を飛んで行くように見え、戦闘シーンも迫力があり、字幕も近くに見えて読み易く、3時間あっという間で、終わるのが惜しく思われました。
残念なのは、観客が少ないことです。
外国では、とても人気があるようなのですが、日本ではどうもパッとしない様なのです。もともと、原作は子供向きに描かれたもので、映画は子供も大人も楽しめる様に作られていますし、とてもいい映画だと思うのですが、勿体ないことです。
公開前の宣伝が、ちょっと寂しかった様に感じていましたが、「ロード・オブ・ザ・リング」との関連や詳しい予告篇がもっと多く欲しかったと思います。
どの会場も、「ワンピース」という映画を見るらしい子供達であふれていましたので、時期が悪かったのかもしれません。
また、観客は中年の方が殆どで、若い方をあまり見かけなかった様に思います。
見た人達の感想をネットで見ますと、誰もが褒めておられますので、もっと若い方や子供達に見て頂きたいと思いました。
日本にも、トールキン・ファンの方がかなり居られる様ですが、私は、ピーター・ジャクソン監督のファンです。
音楽も綺麗なので、娘がサントラのCDを買ってくれました。
この12月の第2部の公開が、日本でも無事有ります様、今から切に願っています。