白内障の手術

数年来お世話になっている眼科医院の先生からご紹介いただいて、近くの医科大学病院に入院し、白内障の手術を受けました。
三泊四日で片目、一旦退院して、三日置いてもう一度三泊四日でもう一方の目、無事済ますことが出来ました。
以前は、眼の手術なんてとても怖いと思い、不安に思っていましたが、思い切って良い時期を選ぶことが出来て良かったと思います。

それまでに、テレビでこの手術の事を取り上げた番組を見る機会がありましたし、手術の事前の説明会でも同様の詳しい説明があったので、もう不安に思う事はありませんでした。
手術して下さる医大の先生は、初めてお世話になるわけですが、いつもお世話になっている先生のご紹介ですし、なんの心配もなく信頼してお任せすることが出来ました。
順調に退院した後は、もとの眼科医院でまた定期的に健診などを受けています。

白内障になる前に近い視力にしていただいたので、近視乱視の眼鏡は必要ですが、不自由なく、色彩がとても綺麗にくっきりと見えます。
手術前は、テレビを見る時も、窓からの光が眩しいので、カーテンを閉めて見なければいけないし、眼も良く疲れましたが、そんなことも楽になりました。
見出しの大きな字や、記事の小さな字が混じった新聞を読む時、眼鏡を掛けたり外したり不自由でしたが、そんな不自由さも無くなり、戸外へ出た時に靄がかかった様な感じや、眩しいのも無くなってありがたい事です。
よく見える様になったので、白い壁など家の中の汚れがよく目につく様になったのはちょっと困りますが。

白内障の手術というと、簡単だという人もいます。
確かに時間はあまりかかりませんでしたが、とてもデリケートな所ですし、決して易しいものでは無いと思います。
良い先生に手術して頂けて、本当に良かったと、感謝しています。
折角いい眼にして頂いたのですから、大切にして、長生きしたいと思っています。