私は、週日の朝は5時に起きます。
一番に、ポストの新聞を取りに外へ出ます。
雨が降っても、雪が降っても、まだ夜中と言える3時,4時頃に新聞を届けて下さる配達員の方に感謝しながら、新聞を取ります。
そして、雨降りでなければ、今日のお天気はどうかなと、空を見ます。
お天気が良ければ、その時間でもまだ、綺麗なお月様が見られることが多いのです。
日の出まで後少しの時間に、煌々と輝いているお月様を見ると、一人で見ているのが勿体なく思えます。
先日(10月23日)は、三日月が綺麗に見えました。
そして、珍しく、星が沢山とても綺麗に見えたのです。
頭の真上から、ほんの少し南にオリオン座がくっきり見えました。
蝶々の様でもあり、リボンを結んだ様にも見えます。
私は、星の名前は殆ど知りません。
本やなんかで見ても、覚えられないのです。
普段、よく見かけて知っているのは、宵の明星(金星)くらいです。
昔、北斗七星を見たことはありますが、もう長い間これを見る機会もありません。
オリオン座は、唱歌「冬の星座」で「オリオン舞い立ち スバルはさざめく」と歌われていますし、蝶々が舞い立つところを想像して覚えたのです。
オリオン座で間違いないか確かめようと思って、昔買った本を出してきました。
本で見ると、このオリオン座から西の方向に「スバル」が見られる様なのです。
今度、探してみようと思っているのですが、その後、お天気がすっきりしなくて、星が見られない日が続いています。
「冬の星座」は、大好きな歌です。
木枯らし途絶えて 冴ゆる空より
地上に降りしく 奇しき光よ
物みな憩える しじまの中に
きらめき揺れつつ 星座はめぐる
ほのぼの明かりて 流るる銀河
オリオン舞い立ち スバルはさざめく
無窮を指さす 北斗の針と
きらめき揺れつつ 星座はめぐる
子供のころ、田舎町に住んでいたのですが、夜、外へ出て空を眺めるなんてことは殆どありませんでした。
或る晩、ふと見上げた空は、満天素晴らしい星空で、頭上に雄大な銀河が見られました。
あの光景は、忘れることが出来ません。
今では、あんなに沢山の星は見られないでしょう。