ギャレス・マローン先生の「クワイア・ボーイズ」

NHK BS1「世界のドキュメント」で7月9日(10日?)から4夜に亘って放映された「クワイア・ボーイズ」、なにしろ深夜0時からなので、全部録画しておいてから4日かけて見ました。
今回放映されるのが最後で、もう再放送の予定はないと言う事でしたので、忘れずに予約録画しました。
あのカリスマ・コーラス指導者、素敵なギャレス・マローン先生の番組で、この「クワイア・ボーイズ」が、日本で紹介された最初の物ではないかと思います。
何年か前に初めて放映された時は知らなかったのですが、その後何回か、編集を変えたりして再放送されたのですが、完全に全部は見ていなかったので、今回はいいチャンスでした。
イギリス中部の男子校「ランカスター校」は、スポーツが盛んで、歌を歌うのなんて軟弱なと思われるような学校でしたが、そこでコーラス部を作るために招かれたギャレス先生が、孤軍奮闘して生徒や先生を集め立派な合唱団を作り上げます。
生徒から人望のあるスポーツクラブの顧問の先生を熱心に説得、引き入れることに成功、この先生が思いのほかお声も良く、歌も上手で、はにかむ顔が可愛くて可笑しかったりしました。
反抗的で、非協力的だったラッパーのグループもなんとか引き入れ、ギャレス先生の素晴らしい編曲、指導で、ついに「ロイヤル・アルバートホール」でのスクール・プロムに出場を果たし、「オンブラ・マイ・フ」や「スタンド・バイ・ミー」など、素晴らしい合唱を披露することが出来ました。
長い間歌う習慣を無くしていた生徒たちに、歌う楽しさと、心を一つにして大事業を成し遂げた達成感を味あわせました。
これは、子供たちの人生での大きな宝物となるでしょう。

折角録画しましたので、DVDにまとめて残しました。
この番組のほかに、三本のマローン先生・シリーズが今までに放映されましたが、録画していませんでした。
また、再放送があれば、DVDに残したいと思います。