ドゥシャン・カーライ展を見る

滋賀県立近代美術館で、「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち」という展覧会を見てきました。

主催の新聞社の招待券を戴いたので、この絵本作家の事は知りませんでしたが、ちらしに載っている絵が綺麗だったのと、「超絶」という言葉に惹かれての事でした。
カーライさんは、スロバキアが生んだ東欧を代表する絵本作家で、日本でも絵本が出版されていて、数多くのファンがいらっしゃるとの事ですのに、知りませんでした。
不思議の国のアリス」や、「アンデルセン童話集」などの絵本原画の他、油彩、版画等、多くの作品が展示されていました。
ファンタジックな、綺麗な色彩の絵が多かったのですが、幻想的な不思議な感じの版画等、とても細密なところは、これが超絶なのかななんて思いながら見て廻りました。
カーライさんの生れたスロヴァキアの首都ブラチスラヴァでは、二年に一度世界的に有名な絵本原画展が開催されるそうで、そのブラチスラヴァの絵本文化と、カーライさんの教えを受けた作家達(日本の作家の方達も)の作品も紹介されていました。
沢山の作品で疲れましたが、思い掛けずいい展覧会にめぐりあえて、幸せでした。