大阪に初めてクリスピー・クリーム・ドーナツのお店が出来たというニュースをテレビで見ました。
前日からの長い行列で、早朝から６時間待ちとか夕方になっても４時間待ちとか言っていましたが、晩になって、閉店時間頃にはどうなったのか、気になりました。
東京や、名古屋にはもうあるらしいのですが、関西では初めてのお店とか。
同じ日、少し離れた所に、ミスタードーナツのアンドナンドも開店したらしいのですが、こっちは珍しくないのか、取り上げられ方が寂しかった様です。
日本人も、ドーナツ好きが多くなったのでしょうか。前から多かったのでしょうか。
外国のテレビドラマを見ていると、警察や、病院の事務所の様な所に、よくドーナツの箱が置いてあって、好きにつまんでいるのを見ると、ちょっと食べたくなります。
ドラマ「ＥＲ」の受付あたりでドーナツやピザを食べているのは、場所が病院だけにちょっと気になるのですが。
私も子供の頃から、ドーナツは好きでした。
戦前の事ですが、母が作ってくれたドーナツを食べ過ぎて、お腹を壊したという前歴があります。
母はその頃、近所にお住まいだったドイツ人の方に教わったという事ですが、生地を延ばして型抜きをする方法でした。
戦争中は、材料も何も無くなり、長い間、目にする事も無くなりました。
私も、子供が小さい時は、よく作りました。その頃は、まだ市販品はあまり無かったのでしょう。型抜きするものから、ドーナツ・スプーンで作ったり、ドーナツ・メーカーという道具にタネを入れてカシャカシャと落としていく方法などに変りましたが、ドーナツ・スプーンの方法が一番楽でした。
もう、今は家で作る事もなくなりました。
新しいお店のドーナツはどんなのでしょうか。
テレビで見ると綺麗で美味しそうで欲しくなりますが、大阪まで出向いて、何時間も並んでまでの根性はありません。
楽に買えるようになったら、綺麗に並んだ箱入りを是非買いたいと思います。
それまでは、たまにミスター・ドーナツです。
