にしやましぐれ風筍の佃煮

去年、「にしやましぐれ」と言う筍の佃煮の事を書きました。
ダイアリーブックを作る時に、記事を減らす為に削除してしまいましたが)
京都の西の美味しい筍の産地で作られていたもので、よく買っていたのです。
筍の産地偽装で話題になり、生産中止になったようです。
好きだったので残念でしたが、自分でも作れるのではないかと思いました。
筍のシーズン到来で、山蕗も季節なので、思い出して作ってみました。

筍のゆでたもの、山蕗は生のままのざく切り(皮つきのまま、柔らかい様なら下茹でしなくていい)、昆布(出汁を取った残りを冷凍保存していたもの)、去年の春冷凍保存した山椒の実の醤油煮。これらを一緒に煮ます。
ひたひたの水、醤油、酒、味醂、酢、砂糖、かつおだしなど適当に入れて、蕗が食べやすい固さになるまで煮れば出来上がり。余り醤油からくせず、あっさり目にしました。
思いのほか、美味しく出来ました。鍋一杯に作ったのが、もうこれだけしか残っていません。
家族には、「にしやましぐれ」ならぬ、「にせやましぐれ」と名付けられました。