「古書の来歴」買いました

先日、今欲しい本として書きましたが、もう買ってしまいました。
ジェラルディン・ブルックスの「古書の来歴」です。
1000円の図書カードを娘から貰ったので、ちょっと気が楽になって早速本屋さんへ。
文庫本の方が扱い易いし、経済的なので文庫本党なのですが、この本は文庫本にならないかも知れない気がして、久し振りに単行本を買ったのです。これが正解だったと思います。
兎に角、装画、装丁が綺麗でとても気に入りました。
文庫本では味わえない、単行本の魅力です。
まだ読んでいないのですが、稀覯本をめぐる物語にふさわしい感じの装丁だと思えます。これは、寝転んで読むわけには行きません。
しばらく眺めて楽しんで、またゆっくりした時に、読みたいと思います。






カバーも綺麗です。バーコードの部分が残念、仕方ない事でしょうが。
表紙がクラシックな感じで素敵。写真では黒く見えますが、焦げ茶色です。
紙の色、活字の大きさもいい感じ。花布や栞のリボンの色も綺麗です。
娘だと、本の匂いまで気にしますが、私はそこまでゆきません。


話は別ですが、本屋さんにはダン・ブラウンの作品の単行本が沢山並んでいました。
私が「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」「デセプション・ポイント」「パズル・パレス」を買った時は、文庫本が沢山並んでいましたのに、今度は、新作「ロスト・シンボル」の発売に合わせて、古い作品も単行本でどっと出されたようです。
「ロスト・シンボル」も今本屋に並んでいる単行本の装丁がとても綺麗です。
でも、私はこれは文庫本が出てから買おうと思っています。きっと出ると思って待っています。
映画化も決まっているようなので、これも楽しみに待っています。