映画「土を喰らう十二か月」と、「若ごぼう」のこと。

久し振りに、映画を見てきました。

このところ、あれこれ忙しかったので、気分転換もあり、娘と出かけました。

京都、出町柳商店街にある「出町座」で、水上勉さん原案で、沢田研二さん主演、

松たか子さんや奈良岡朋子さん他の共演です。

沢田研二さんがお若い頃は、私はあまり関心が無かったのですが、落ち着いた中年の作家の役柄が、なかなか良かったです。

終わりのクレジットの背景に流れる沢田さんの歌声が、若々しくて綺麗で、これもとても良かったです。

水上勉さんがモデルらしい主人公の作家ツトムが、信州の山荘で、著作のかたわら畑を耕し野菜を作り、山できのこや木の実を採って来て、時々訪ねて来る編集者で恋人の女性をもてなす料理が、素朴で、豊かな感じ。土井善晴さんの指導で、沢田さんが、沢山実際に作られたそうです。

 

 

話変わって。

そろそろ、「若ごぼう」が出回っているらしいと聞いていたので、帰りに伊勢丹の野菜売り場に寄って手に入れることが出来ました。

我が家の春は、毎年「若ごぼう」からという感じです。

毎春、一度は欲しいので、見つけると嬉しいです。

葉柄の部分が主ですが、葉も根も全部、薄揚げと一緒に炒めてやや薄味で甘辛く炊きます。