アベマテレビで、将棋のタイトル戦や順位戦、リーグ戦など、人気の棋士の対戦がライブで放映されるので、将棋のことは分からないのに、好きな棋士の方達を応援するために、一日中パソコンをつけていることが多いのです。
特に羽生さんの応援は欠かせません。
AIの出す戦況や、残り時間を見てはらはらしたり、ほっとしたり。
タイトル戦では、お着物や、午前午後のおやつ、昼食夕食のメニュー、また、視聴者のコメント欄を見るのも面白くて、将棋のルールは分からなくても、楽しめます。
でも、兎に角放映される対戦が多いので、誰と誰の何戦だったか、もうごちゃごちゃになってしまいます。でも、見てしまいます。
テレビで見るだけでなく、雑誌や本もいつのまにか、やってきています。
娘の好きな奥泉光さんの作品は、多分全作品買ってあると思いますが、私は読んだことがありませんでした。
将棋ミステリのこの「死神の棋譜」は読みたいと思っています。
羽生さん頑張って下さい。
藤井二冠、杉本師匠、永瀬王座、渡辺名人、応援しています。
ここまで書いたのは、昨日１２月２５日、A級順位戦で、羽生さんと豊島竜王の対戦があるので、アベマテレビで観戦の準備をした時でした。
羽生さんに勝っていただきたいと祈りながら、家事の合間にパソコンを覗くいつものやりかたです。
開始からどの位たった頃からでしょうか、ＡＩの判定で羽生さんが劣勢になり、はらはらしているうちに形勢はどんどん悪くなり、夜にはもう駄目かと思われるところまで来てしまいました。
もう見るのは止めようかと思いつつも、ここまで見たのだからやはり終わりまで見届けようと思っていて、ふと気が付くと、どうしたことか、羽生さんが優勢に逆転されていたのです。ＡＩの判定では、羽生さんの形勢がそれからどんどん良くなり、もう豊島さんの「負けました」を待つばかりかと思って、眠たい目をむりやり開けて見ていたのです。
ところが、ところが、両者秒読みの状態でもなかなか終わらない、そしてＡＩの判定がなんか変、私の目も眠気で変、ふと気が付いたら、羽生さんが投了、豊島竜王の勝利になっていたのです。
一緒に見ていた娘も私も狐につままれたとはこの事かと呆然。
私達は将棋のことを知らずに見ているのですが、多くの将棋を知っておられる視聴者のコメントにも、途中でＡＩの判定についておかしいと言う様なコメントは見なかったように思います。
それだけ難しい戦いだったのでしょうか、ＡＩを信じ過ぎてはいけないとは思っていましたが、本当に驚いた出来事でした。
羽生さん、本当に残念でしたが、来年も頑張って下さい。応援しています。
