万が一、帯状疱疹にかかって痛い思いをしないように、ワクチン接種を受けるようにと、娘から勧められていたのです。自分でも、そう思ってはいたのですが、コロナ禍が収まってから・・と思っていました。
本当の事をいうと、まさか自分がそんな病気になるとは、思っていなかったのです。
ところが、かかってしまったのです。
昨年末、良性発作性頭位めまい症になって、1月はちょっと不安でぼんやりで過ごしていたのですが、それもおさまり、2月初めにはコロナワクチン接種3回目をすませました。
2月中頃、少し暖かい日があったので、気になっていた鉢植えのバラの土替えを少し始めたところで、また寒さがぶり返して来たので中断、美容院や、整形外科、歯科(3回)と、延び延びになっていた用事を片付け、また少し暖かい日を見つけて、残りのバラの土替えや消毒だけはすませて、ほっとしたところで3月になりました。
美容院も、お医者さんへ行くのも、毎日の家事以外のことは、やはり疲れるので、これだけ済ませて、やれやれと思っていました。
3月はじめ、残っていた眼科へ受診に行く日、左脇腹が痛いので、胃の具合が悪いのかと思い、帰ってから胃のお薬を飲んだのですが治らないのです。
もしやと思って調べましたが、写真で見る帯状疱疹の写真の様な症状ではなく、肋骨の下あたりに小指くらいの大きさの薄赤い所がありましたが、ブツブツもなく、不審に思うほどではなかったのです。
でも、痛みが強くなってきたので、いつもお世話になっている医院で受診しましたが、疱疹がでてないし、肋間神経痛かもしれないので、様子を見るということで、痛み止めのロキサニンを貰って帰りました。
週末の休み明け、薄赤い所に、ちょっと疱疹じゃないかと思えるものが見えたので、すぐに受診、やはり帯状疱疹だったのです。
疱疹そのものはその後もひどくはならず、ただ痛みは強くて、チクチクヒリヒリした痛みに、ひきつるような痛みが度々やってきて、鎮痛剤も完全には効かず、特に夜中、痛みと何とも言えない気分の悪さで眠れず、つらい何日かでした。
帯状疱疹のお薬を追加してもらったり、ロキサニンのほかに痛み止めの頓服を追加して貰ったり、やっとトンネルから抜け出したら、3月も終わりになっていました。
きつい痛みが治まりかけてからは、薬を飲みながらですが、少しづつ少しづつ、草むしりや、草花の整理などやってきました。少々の痛みは、何かしている方が気がまぎれていいように思えたからです。
アベマテレビでの将棋の応援や、溜まっていた読書もかなり進みました。
4月になりましたが、まだ完全には治っていないのか、ときどき軽い痛痒さがありますが、普通に暮らせるようになり、ほっとしています。
何度もかかる方もあるそうですし、眼や顔、頭などに出ることもあるようで、特に目に出ると怖いと聞きます。
昔、親類の人が帯状疱疹で、痛み止めに神経ブロック注射をして貰ったと言われた事を思い出しましたが、そんなことにならずになんとか済んでよかったです。
次に医院へ行くときには、ワクチンの相談をしなければと思っています。
もう、2度とあんな辛い思いはしなくてすむようにと、願っています。