今年の楽しみ その1 NHK「カーネーション」

去年の秋ふとしたことから、NHKのテレビドラマ「カーネーション」を見るようになりました。
それまで長い間、朝の連続ドラマは見ていませんでした。
なんだか、学芸会の様で面白くなかったことがあって、それからのご無沙汰でした。
カーネーション」の再放送を見て、これは面白いと思いました。
関西育ちの私ですが、岸和田の言葉は初めてです。
少し荒っぽい感じ、でも開けっぴろげな親しみやすい感じでした。
どの俳優さんもとても自然で、変なアクセントの関西弁でがっかりさせられる事(これが一番嫌な事です)も無く、また演技の達者な方ばかりで、毎日昼下がりの再放送を楽しみに見るようになりました。
子役の女の子達も、自然で感じがいいのです。
年末には、特集で、今までのダイジェストや、視聴者からの質問に答える番組もありました。
主人公の糸子のモデルとなった小篠綾子さんは、残念ながら亡くなられましたが、現在同じようにデザイナーとして夫々ご活躍中の三人の娘さん、コシノヒロコさん、ジュンコさん、ミチコさんのお話もあって、とても興味深くお聞きしました。
終戦の年、国民学校五年生だった私には、身につまされる場面もある時代のお話です。

今日四日からの放送で、いよいよ戦後の主人公の新しい活躍が始まりました。
これからの展開が、とても楽しみです。