藤田ミラノさんの絵がとても好きですが、あまり目にする機会がありませんでした。
25年ほど前に、「別冊太陽」で藤井千秋さん(この方の絵も好きです)とお二人の特集「乙女のファンタジア」(上の写真右）が出て、それを見て、藤田ミラノさんがずっとフランスで暮らしておられ、ヨーロッパでご活躍の事を知りました。
そして、そのなかで、美しい少女の絵のほかに、見た事のなかったピエロの素晴らしい絵の数々を見る事が出来て、それは私にとっては、衝撃的なものでした。
もっと見る機会があれば・・・と思っていたのですが、機会がありませんでした。
先日、ミラノさんの新しい本が出たと知り、早速買い求めました。（上の写真左）
ピエロは勿論、表紙の様なとても綺麗な少女の絵にうっとりさせられます。
ただ、期待していた最近の絵があまり無くて、「別冊太陽」と同じような感じですが、日本で少女雑誌などに描いておられた頃の作品やこの方の歴史が、沢山載っています。
この春、東京の弥生美術館で企画展が有るようです。
関西でも、あるといいのにと思います。
