榎忠展を見てきました

兵庫県立美術館で開催中の榎忠展「美術館を野生化する」を娘と見てきました。
招待券を頂いたので、娘と違って私は榎忠氏の事は何も知らずに、はるばる神戸まで遠征しました。
今日は、たまたま子供のイベント「チュウさんと大砲を作ろう」があって、子供連れの団体に作者の榎氏が説明をされていましたので、便乗させていただいて、後ろからついて見て歩きました。
子供達に分かり易いように説明され、質問に答えておられて、私達にも分かり易くてラッキーでした。
不用になった機械部品、金属の廃材、本物の薬莢、溶鉱炉から流れ出た形の金属、ねじ切られた金属など、言われなければ気が付かなかった美しさがありました。
とにかく、巨大で重い展示物を、どうやって美術館の各部屋に運び込まれたのか?その様子も見たかったです。
大胆なこうした展示物の他に、とても繊細なペン画も沢山描いておられて、意外でした。

兵庫県立美術館は二度目ですが、前になかった屋根の上のカエルのオブジェが目を惹きました。


子供に説明をする榎忠氏は楽しそう。



無数の薬莢の山。遠目には綺麗でも、実は恐ろしいものです。

溶鉱炉から流れ出た大蛇?

色々な形状のネジ等を積み上げた塔が林立するのは、美しく圧巻でした。