毛虫との戦い

世の中が新しいインフルエンザと戦っている間に、私は毛虫との戦いを続けていました。
去年の今頃、柏葉アジサイに折角ついた蕾が、まだ小さいうちにあっという間になくなって、不思議でしたが、原因がわかりませんでした。
今年、黒っぽい毛虫が付いているのを発見、やっと犯人が分かりました。
毎年、毛虫には苦労します。でも、昨年迄位は大きな木の葉に付くキミドリ色の(多分イラガの幼虫)とか、茶色っぽいのを、発見次第高枝切りバサミで小枝ごと切り落として処分することで、なんとか対応して来ました。これらは、大きくなる前に退治するからか、種類が違うのか、小さい毛虫がかたまって付くものでした。
あまり、殺虫剤を撒きたくなかったし、木の下の方から始まるので、上の方に広がらないうちに退治すれば、それで収まったのです。
背の低い草花では、ホトトギスに毎年、少し大きな黒っぽい毛虫が付きましたが、これも何の幼虫か分からないものの、限られているので気をつけて退治していました。
今年は、どうしたことか、高い木よりも、アジサイとか、クリスマスローズの様な硬い葉も黒っぽいやや大きな毛虫が食べているのを発見、高い木の方も心配なので、4月末に植木屋さんに薬を散布して貰いました。
一度では効かないという事もあるでしょうが、その後も毎日見回ると見つかるのです。
これが、ホトトギスと同じ虫なのかどうか分かりません。じっと見るのが怖いので、よく観察しないからです。
でも、今まで、ホトトギスしか付かなかったのに、今年になって、アジサイや、サツキ、クリスマスローズギボウシ、など色々の植物に付くのも変だと思いますし、種類が違うのかも知れません。これらは一匹ずつの単独行動をしている様です。
幸い、今のところ、高い木の方のは、発生していないのですが、毎日見回るたびに、主にアジサイの葉にまだいるのを見つけます。度々薬を撒いて貰うのは、人間への影響も気になりますし、出来るだけ避けたいと思うのです。
毎日見回って、鳥のような目で、探しては退治していますが、数はへったものの、日ごとに大きくなっている様に思います。鳥は、毛虫は食べないのでしょうか。口の中を刺されそうに思えますし駄目なのかも知れませんね。
昨日は、この毛虫がなんとジュウヤク(ドクダミ)まで食べているのを発見。呆れるばかりです。
当分の間、毛虫との戦いは続きます。
これを書いているだけで、なんだか、気分が悪くなってきました。