「針の眼」読み終わる

ケン・フォレット「針の眼」、面白かったです。
整形外科のリハビリの待ち時間なんかにも、少しずつ読めたので早く読み終わりました。
ケン・フォレットの作品は、「大聖堂」も分厚いのが上・中・下三巻でしたが、兎に角面白くて、するすると読んでしまいましたし、文章が、とても読みやすいと思います。
スパイものは、あまり好きと言う事ではなかったのですが、ケン・フォレットの作品なので読んでみたら、これがとても怖くて面白くて。
第二次大戦中、連合軍が上陸するのが、ノルマンディーか、カレーか、を探るドイツのスパイ「針」が、活動中のイギリスから盗んだ船でUボートまで逃れる途中、嵐で難破、孤島にたどり着く。そこに暮らすのは、若い夫婦と子供の家族と、もう一軒の家に住む年寄りの羊飼い。怪我で足を失い車椅子の夫と羊飼いは「針」に殺され、妻は子供をつれて羊飼いの家まで逃げるが、追ってきた「針」と一人で戦わなければならない。「針」を追うイギリス軍や警備隊の助けが来るまでの攻防。もう怖くて、怖くて、映画「シャイニング」のよう。最後のほうは寝る前に読んだので、ドキドキして眠れませんでした。

次は、ダン・ブラウンの「デセプション・ポイント」を読みます。
ダン・ブラウンは、「パズル・パレス」も出ましたし、フォレットの「大聖堂」の続編もあるし、そろそろクロスステッチも考えなくてはいけないし、庭も草が伸びてきたし、忙しいです。
リハビリが効いて来たのか、マッサージ薬が効いたのか、腕の痛みもだいぶ楽になったので、ほっとしています。