もうすぐ春ですか?

テレビでは、あちらこちらの雪の様子が見られますが、このあたりでは、この冬雪らしい雪を見ないでいます。

昨日は、一日雨降りで、琵琶湖の渇水の事を思うと、少しほっとしました。

雪でなくてよかったと思いますが、少しは降った方がいいのか、どうなのでしょう。

 

毎年、一月は、ぼんやり過ごしてしまいます。

いつも一月は長い様に感じますが、二月はあっという間に過ぎてしまいます。

二月になると、そろそろ何かしなければと、少し焦る気持ちになります。

それで、まず、長い間さぼってしまったブログに、暮らしの記録をすることから。

 

クリスマスローズが、少しづつ咲き出しました。

数年前に植えた我が家としては新しい品種は、去年の夏の間に枯れてしまって、何十年も前からの古いものだけが、頑張って咲いています。白いのが早く咲き出し、赤いのはまだ蕾ですが、これからぼつぼつ咲いてゆきます。

 

 

年初から咲き続けている山茶花は、そろそろ終わりでしょうか。

年末出来なかった庭の落ち葉掃除など庭仕事も、ぼつぼつ始めましたが、まだまだこれからです。そろそろ、草むしりにもまた追われることになります。

 

 

さて読書の方は、年末から、アルトゥーロ・ペレス・レベルテの読み返しを始めましたが、最初の二冊で少し手間取っていました。

「フランドルの呪画」と、「ナインスゲート」です。

「フランドルの呪画」は、古い絵画の修復家の女性が、修復中の絵画の中に発見した謎の言葉から始まるミステリーです。チェスにまつわる物語なので、チェスの知識があれば、もっと面白いかもしれませんが、それでも知らない世界が覗けてよかったと思いました。

「ナインスゲート」(呪いのデュマ倶楽部)は、稀覯本の収集家、古書販売人、頼まれた書物を探すブックハンター達が登場、「三銃士」のデュマの直筆原稿や、悪魔学的な版画の書物も登場し、色々知らなかった稀覯本の世界が興味深く読めました。

私は「三銃士」は読んでいないのですが、読んでいれば、もっと分かりやすかったかも知れません。

「ナインスゲート」は、20年以上前に、ジョニー・デップ主演で映画化されたので、調べて見ましたら、今でもネットで見られるらしいので、機会をみて頼みたいと思っています。

今やっと、邦訳第三作、「サンタ・クルスの真珠」を読み始めたところです。これはキリスト教の教会を舞台にした物語で、前の二作よりは分かり易そうで、楽しみです。

実は、20年程前に読んで、ブログ(ダイアリー)に書いているのですが、すっかり忘れていました。文庫本ではなくて単行本だったので、買わずに図書館で借りて読み、その後やはり買った様です。

本当に面白いほど、なにもかも忘れています。

読み返したい本は次々出て来ますが、肩こりや疲れ易いこともあるので、ぼつぼつ読んでゆきたいと思っています。

来年のカレンダーなどの準備が出来ました

可憐なスノードロップの花が咲き始めました。

小さくて、うつむいて咲くので、目立ちませんが綺麗な花です。

まだ雪は見ませんが、本格的に寒くなって来たので、庭仕事はお休みです。

 

 

来年のカレンダー等が揃いました。

華やかな花のカレンダーは、生協や通販で。和風のは種苗会社から。

 

ネコちゃんの日めくりと、「馬にゃんさん」のカレンダーも欠かせません。

 

実用的なスケジュール記入用は、100円ショップで。

家計簿は、去年と同じシリーズもの。

 

一年間のものは、家計簿の付録を拡大コピーしたもの。やはり無いと不便です。

これで、年末の仕事が一つ済みました。

 

今年のクリスマス飾りと、ピンズのクリスマスカード

昔作ったクロスステッチのクリスマス飾りが沢山あります。

もう何年も新しく作らないけれど、毎年全部はとても出せません。

それでも満艦飾に飾ります。私と娘の作品展みたいです。

大好きな、平和のエンジェルです。

 

 

リースの額も、ブーツも、我ながら力作で今でもとても気に入っています。

 

 

 

今年も、ピンズファクトリーさんのクリスマスカードのプレゼントを申し込んで、送って頂きました。夏のカードも頂いています。

吉澤深雪さんの可愛いイラストのカードで、綺麗なピンズがついています。

もう、何年になるでしょうか、沢山沢山たまっています。

ピンズファクトリーさん、ありがとうございます。いつも、楽しく拝見しています。

平和に暮らせることに感謝し、世界中が平和になることを、切に祈ります。

知恩院詣り

久し振りに、京都、知恩院へお詣りに行くことが出来ました。

主人と、その父母や姉の分骨を納めさせていただいているので、一年に一度、お詣りに行くことにしているのですが、コロナのこともあり、また最近では外国からの観光客が多くて、タクシー(JJR京都駅で)が少なくて大変と聞いていたので、行けてなかったのです。

昨日思い切って、最悪タクシーが無理なら、バス(これも混雑とは聞いていますが)か地下鉄とかなりの徒歩で、お寺に着いてからも上り階段がかなりあるので・・・と覚悟していたのですが、なんと、タクシーは待たずに乗れてびっくり、月曜日で、運が良かったらしいです。

 

久し振りの本堂は、綺麗に明るく立派になっていて、丁寧な法要でしたが、広くて暖房がある訳でないので、とても冷え込み寒かったです。

お詣りのお供物として頂いた麩煎餅。お花の画が好きです。

 

納骨堂にもお詣りしてから、いつもの様に売店へ。

売店で、あれこれ買い物するのも楽しみ。なるべく知恩院らしいものを。

お漬物が好きなので、いつも買い込みます。

 

お寺もどこも、外国からの観光客が多く、大人も子供も着物姿で、写真を撮る人達が多く見られました。

また、食事するところも、行きたかった所は外人客の行列が長くて、諦めることになりましたが、兎も角も、無事お詣りが出来て良かったです。

階段や人込みで危ないところは、娘の手につかまって、随分助かりました。

また来年も、折を見て、お詣りに行けたら・・・と願っています。

 

 

 

するめ焼き網の使い道

このところ毎夏、伏見甘長唐辛子を鉢植え栽培して、よく実がなりますので、大好きな素焼きにお醤油をかけて食べることが多いのですが、どうしても買ったものより小さめの実になります。

暑い時に、網の上でひっくり返しながら沢山焼くのは大変です。以前は、金串に並べて刺して焼いたりしていましたが、或る時、するめ焼き用の網で焼くことを思いつき、これで、楽に沢山の唐辛子に焼き目をつけて焼くことが出来るようになりました。

いためたり、炊いたりするのもいいのですが、網で焦げ目をつけて焼いたのが、一番好きです。

するめ焼き用の網は、編み目が細かく、滑らない様にウエーブが付いていて、持ち手もあり、しっかり挟めるので、具合がいいのです。

ただ、何年も使ううちに、熱で編み目が伸びたり変形してくるので、買い替えになります。

今年、一つ処分して、買い置きしてあった新しいのに替えましたので、もう一つ買い置きして置こうと思いましたが、スーパーで探しても見当たらず、メーカーでも製造終了の様でした。

娘が、メルカリで見つけてくれて、初めてのメルカリ利用で手に入れることが出来ました。

これで、一安心。来夏も元気でいられれば、また伏見甘長唐辛子の鉢植え栽培を頑張って、焼き唐辛子をたっぷり食べたいと、今から楽しみにしています。

 

しっかり挟めるので、ガスの火の上をひっくり返しながら動かすだけで、楽に好きな具合に焼けます。

新しい予備のが買い置きできて、これで一安心です。

 

急に寒くなって、気忙しい毎日です。

暑い暑いと言っていたのが、急に寒い風が吹くようになって、気忙しい感じの毎日です。

去年植えたクリサンセマム(マウントオービスク)が、夏の間枯れたようになっていましたが、なんとか花を咲かせてくれました。菊の一種です。

枝葉が情けないので、切って家の中で楽しんでいます。

菊は、仏事用の感じがあって、あまり好きでは無かったのでのすが、最近はちょっとおしゃれな感じの花が出て来ていますので、植えてみました。鉢植えだったので、この花を切った後、地植えにしてみました。うまく根付いて来年も咲くといいのですが。

 

ツワブキが、ちらほら咲き始めました。

日陰で、ほったらかしですが、枯れずに咲いてくれます。

 

バラは、毎年夏の間世話が出来なくて、よれよれになるのですが、今年は本当にひどくて、気の毒なような花がぽつりぽつりと咲くだけで終わりです。

先だって、懸賞で頂いた赤いバラ(マイローズ)だけが元気で、沢山咲いて、一旦終わり、また蕾をつけています。

沢山の花を咲かせました。

一旦咲き終わってから、またすぐ蕾をつけています。

 

ネモフィラ2種類の種をまいたのが、無事育っています。
込み過ぎの様で、間引いた方がいいかも。

 

 

さて、読書の方ですが。

先頃、読んだ津原康水さんの「瑠璃玉の耳輪」の元となったのは、尾崎翠さんと言う作家が昭和二年に書かれた映画のシナリオ草稿だということです。

この尾崎翠さんの代表作「第七官界彷徨」などの作品が文庫本であって、娘が持っていたので、この機会に読んでみました。

変わった面白い話を思いつかれる方だったのだなと思いながら読みました。

 

これで一区切りで、次は、アルトゥロ・ペレス・レベルテの何作かの読み返しにかかります。

 

夏からこちら読んだ本

前に一度読んだ本の読み返しが多いのですが、きれいさっぱり忘れているので、また読んだという記録だけでもしておきたいと思います。

 

ケン・フォレットは、先頃、「大聖堂、夜と朝と」「火の柱」を読んだ後、前に戻って「大聖堂」シリーズを読み返したいと思っていました。

シリーズものです。書かれた時代が前後していて、ちょっとややこしいですが、それぞれ面白く読めます。

「大聖堂」、「大聖堂、果てしなき世界」と、相変わらずなにも覚えていないので、また改めて面白く読めました。

 

それから、最近でたフィデルマ・シリーズの新しいもの。

前作「憐みをなす者」を読み返してから、新作「昏き聖母」を読みました。



 

そして、はじめて読む津原泰水さんの作品。

以前、文庫本の紹介欄で見た作品名に「ルピナス探偵団」というのがあって、花の名前なので気になっていましたが、娘の蔵書の中にあったので読んでみて、これが津原泰水さんと言う作家の初期、若い人向きの作品ということを知りました。

そこで、続きに何冊か読んでみました。

「たまさか人形堂物語」は、人形の事も色々知る事も出来て、面白かったです。

津原泰水さんは、残念ながら先頃お若くして、亡くなられたそうです。

始めは少女小説を書かれていて、「妖都」で本格的な怪奇幻想小説等を書かれるようになったそうです。

「妖都」を読んで、結末のないような、私の苦手な作品だなと思いながら、もう一冊今読みかけているのが「瑠璃玉の耳輪」。これは、昔の探偵小説の翻案らしく、分かりやすく気楽に読んでいます。

津原さんの作品は、まだまだ沢山ありますが、一段落。

次はまた昔読んだアルトゥーロ・ペレス・レベルテの作品を読み返してみたいと思っています。ふっと、思い出したのです。