近江八幡「かわらミュージアム」へ行ってきました。

先日、近江八幡の「かわらミュージアム」へ、「蒲生郡古墨張り混ぜ屏風展」を見に行きました。

親類の方から、私達両家共通の江戸時代の先祖の残した作品も見られるので、是非見に行って下さいとお知らせを頂いたのです。

「かわらミュージアム」も行った事が無かったので、いい機会だと思いました。

日牟禮八幡宮の近く、八幡堀のほとりの瓦工場跡に平成7年に建てられた建物だそうですが、昔ながらの静かな街並みに調和する様に考えられています。

本来の「瓦」に関する展示も、国内の色々な産地の物、お寺等古い建物に使われていた瓦、外国の瓦など、充実した内容になっていました。

 

「張り混ぜ屏風」は、明治41年に、蒲生郡勧業会館開設記念に、蒲生郡24町村から集められた江戸時代の古い書画、手紙など321点の作品が張り付けられた物で、私達の先祖の作品は小さい和歌の短冊でした。

 

近江八幡あたりも、市になる前は蒲生郡の一部でした。

沢山の作品が、綺麗にまとめられた六曲四隻の屏風は、見ごたえがあり、無事に残され修復されていて良かったと思いました。

上は、四隻のうちの二隻です。

ただ、昔の字は、殆ど読めないのです。

達筆で書かれた古文書でも、なかなか難しいです。

我が家のこの御先祖の書いた字は色々残っていて馴染みがあるのですが、あまり上手な字とは言えないので、余計に読めません。それが残念です。

 

この日、近江八幡はとても寒くて、雪でも降りそうな感じだったので、寄り道せずに帰りましたが、暖かないい時期に行けば、景色も楽しめただろうと思います。