デンマークのクロスステッチ

デンマーククロスステッチも素敵です。
デンマーククロスステッチの本が文化出版局から出版されたのは、昭和54年から56年(1979から1981年)、今から30年ほど前でした。
当時はクロスステッチの本が殆ど無かったので、デザインも目新しいこのシリーズが出版されるのを楽しみに待って買い揃えました。全7冊でした。
下の写真のうち、1から7までが当時の物。8は割合最近出版されたものです。

花糸という、当時は見知らぬ糸や麻布が使ってあって、出版社を通じて買える様でしたが、私には贅沢に思えて、花糸ではなく、オリンパスの25番の刺繍糸で、布も手に入るインデアンクロスや、ジャバクロスを使って作りました。花糸というのは、やや太目の木綿の糸で、一本取りで刺す様です。
今なら、花糸や、麻布も手軽に手に入りますが、基本的にはDMCだけで止めて置こうと思っていますので買っていません。




写真は、その頃作った草花の額2点、花輪のクッション4点、デンマークの建物の額2点です。
草花の額は、最初に作った物。長い間飾っていたので、布の色がやけています。
額はインデアンクロス、クッションは目の粗いジャバクロス、オリンパスの糸で色の似た物を探して使いました。DMCなんて、聞いた事も無かった頃です。
1990年頃に、このシリーズの8冊目が新たに出たので、その後買い足しました。
今でも、このシリーズは人気がある様ですし、他の花糸のデザインの本も沢山出回っています。

Gerda Bengtssonさんのこの「DANISH Floral」はやはり20年位前に買ったと思います。とても優しい素朴な草花のデザインが一杯です。
花糸とDMCの両方の糸の色番が載っていますので、刺したいと思いながらまだ出来ずにいます。
この本も根強い人気があって、今でも手に入るようです。