知恩院「伝法袈裟授与式」

知恩院の広報誌「華頂」で知って、初めて、お袈裟の喜捨に申し込みました。

昨日、新たに僧侶を志す修行僧にそのお袈裟が授与される「伝法袈裟授与式」に参列させて頂けました。

喜捨の施主名と、縁ある仏の法名を袈裟に記し、授与された僧侶が終生被着してその追善回向をして下さるという事でしたので、亡くなった主人の回向のためにと、お願いしたのです。

お偉いお坊様に回向して頂くのは、勿論有難いことですが、これから僧侶の道をスタートされるお坊様に新しい気持ちで回向して頂くのは、とても嬉しい事だと思いました。

これから暫くの間、このお袈裟を身に着けて、加行僧として厳しい修行をされて、僧侶となられるそうです。

今の新しい決意を忘れずに、立派な僧侶になって下さる様に願っています。

 

百人位の新しいお坊様が、袈裟を授与され、喜捨に参加した同じくらい大勢の人達も一緒に、読経や南無阿弥陀仏の合唱が繰り返されて、無事終了しました。

思いがけず、記念品のボールペン(知恩院の七不思議の一つ、左甚五郎の忘れ傘のイラストがデザインされています)や、お弁当もいただいて、帰りました。

雨もよいの夕方のひと時でしたが、良い経験が出来て、何となく幸せな気分になれました。

来年は、他の先祖のためにも、またお願いしたいなと思っています。

 

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お弁当のおすし、おいしくいただきました。