杉本秀太郎・安野光雅「みちの辺の花」

フランス文学者で随筆家としても知られている杉本秀太郎氏が亡くなられました。
京都の文化財として有名な町家「杉本住宅」の御当主としても、よくテレビや新聞、雑誌などで拝見していました。
我が家には、この「みちの辺の花」という本があります。
もう、20年ほど前に買った(娘が?)ものですが、心に残る一冊でした。
杉本秀太郎さんの随筆と、私の大好きな安野光雅さんの花の絵が沢山入ったとても綺麗な本です。



もともとは、生け花の小原流の機関紙に連載されたものをまとめられたもので、安野光雅さんの絵に、杉本秀太郎さんが、文章を付けられたものとか。
思い出して、また読み返してみました。
安野さんの、四季とりどりの草木の花の優しい絵に、杉本さんの、花への思い、愛情がしみじみと感じられる文章がとても素敵な一冊です。