NHK世界のドキュメンタリー「響け、町の歌声」

NHKのBS世界のドキュメンタリー、「響け町の歌声」を見ました。
3月25日から28日までの四日間、BS1の朝10時10分からでした。
これは、以前にたしか「地球ドラマティック」と言う番組で放映され、その後、再放送もあったもので、気が付いた時には楽しみに見ていました。
編集して放映された物を、今回4日連続で一挙に放映されたもので完全版のように思います。見てなかった場面もありました。
私は25日の第一回は気が付かず外出しましたので、第2回から見ましたが、何度見ても素晴らしい番組で、本当に感激しました。
イギリスのTwenty Twenty Television 製作の番組です。
ロンドンの北西にあるサウスオキシーと言う町は、近隣の町に住む人達から、風紀の悪い町として敬遠されるような町でしたが、コーラスの指導者ギャレス・マローン先生を迎えて、「サウスオキシー・コミュニティー合唱団」が結成されます。
ギャレス先生は、以前に放映された「ランカスター男子校合唱団」も作り上げた人で、その番組もとてもよかったのです。
今回も、ギャレス先生は、小学生、ティーンエイジャー、若い男性達、一般の町の住人達と幾つかのグループを作り、苦労の末、立派なコミュニティー合唱団に育て上げます。
ギャレス先生と町の人達の協力、努力の甲斐あって、コロシアムや、教会、広場でのフェスティバル等で、楽しいポップスから難しいクラシック、ラテン語の教会音楽まで披露し、ビートルズと同じアビーロードの録音スタジオで、CDまで作りました。
初めて合唱団に参加した人たちの感激がよく伝わって、私も涙が出ました。
合唱団の活動を通じて、町の人達の心の結びつきも深まって行きます。
ギャレス先生、とっても素敵で、町の人達の熱い希望に応えて、これからも「サウスオキシー・コミュニティー合唱団」の指導を続ける事になったとか、本当に良かったと思います。
また、その後のお話の番組が出来るのを期待しています。