映画「人生フルーツ」と「あん」

久し振りの映画です。

京都シネマで、名画リレー会員500円のを2本、うまく続けて見られる機会でした。

 

「人生フルーツ」は、たしか以前にどこかであった様に思うのですが、見損ねたもの。

 機会があれば、見たいと思っていました。

愛知県のかなり古いニュータウンの一角で、この団地の建設に関わられた建築家の老夫婦の静かな、心豊かな暮らしぶりを記録したドキュメンタリーで、とても良かったです。

「あん」は、樹木希林さんの出演。

訳あって、小さなどら焼き屋の餡作りをさせて貰い、生き甲斐を持つようになるのですが・・・切ない話です。

 「人生フルーツ」のナレーションも、樹木希林さんでした。

   

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藤井千秋展へ

先日、京都の紙工房ギャラリー(バックス画材)で開催されていた藤井千秋さんの原画ダッシュ展を見てきました。

私は、中原淳一さんのファンだった世代ですので、藤井千秋さんのことは、多分娘が子供だった頃の雑誌などで見かけて好きな絵描きさんの一人として記憶しているのだと思います。

中原淳一さんのような、優しい綺麗な少女画や、童画が2回に分けて展示された様なのですが、前回は残念ながら気が付かず、今回は後半の分でした。

似ていると言っても、やはりそれぞれ個性がありますので、それぞれ素敵な絵です。

中原淳一さん、松本かつぢさん、藤田ミラノさん、高橋真琴さんなど、今でも好きな方達の絵を見ると幸せな気分になります。

 

画集や、ファイル、絵葉書などを買って帰りました。

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随分前に展覧会などで買った 画集です。

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松本かつぢさんは、クルミちゃんなどのような子供向きのキャラクターも可愛くてよかったのですが、少女画の方がとてもモダンでおしゃれで好きでした。
 

 

ウンベルト・エーコ「薔薇の名前」

NHK Eテレの「100分de名著」で、9月は、ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」が取り上げられています。

娘が、テキストも買ってきて番組を録画で見ていますので、私も一緒に見るようになりました。

 

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薔薇の名前」と言えば、ショーン・コネリー主演の映画。

これはDVDで見たのですが、随分昔のことで、その時どれだけ理解できたのか、部分的に印象に残った場面しか、覚えていません。

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はっきり言えば、サルヴァトーレの気味悪い顔が一番印象に残っているくらいです。

先日、DVDを改めて見てみました。

上手に作ってある映画で、2時間あまり、飽きずに面白くみることが出来ました。

 

今度、このテレビ番組をみかけて、映画を見たことがあるだけで、原作の小説のほうを読んでいなかったことに気が付きました。

娘が、昔買った本を出してきて呉れましたので、時間ができれば読んでみたいと思っていますが、文庫本ではないので、気楽に寝転んで読むわけにはゆきません。

どうも、文庫本になる事は、無いようなのです。

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記号論」という私には到底理解できない理論の学者エーコが、どんな意図を織り込んでこの小説を書かれたのかは、私の理解の外ですが、単純に、ミステリーとして、愉しみに読みたいと思っています。

 

 「修道院」という(それも中世の)、自分の住む世界から一番遠いというか、閉ざされた秘密の世界を覗き見る様な好奇心が、その後、「修道士カドフェル」や、「修道女フィデルマ」を愛読するようになったきっかけになったと思います。

 

 

夏から秋へ

この夏は、世界的にも、日本でも、酷い災害が多くて、大変でした。

我が家でも、例年にない事が色々あった様に思います。

 

我が家では朝から冷房、夜中も一晩中冷房を付けるなんてことは、今までに無かったことでした。

今、急に涼しくなって、あの酷暑の日々を忘れかけていますが、本当に大変な夏でした。

 

今年は、今までになく、クリーム色のヒガンバナリコリス?)が沢山咲きました。

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この夏は、暑すぎたせいか、鉢植えの「ひもとうがらし」が実を付けず、がっかりしていましたが、少し涼しくなったと思ったら、急に沢山の花を咲かせ、実を付ける様になりました。

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去年、種を取っておいた「伝統の朝顔国立歴史民俗博物館から頂いたもの)」、芽が出て何とか成長したものの、なかなか花が咲きませんでしたが、涼しくなってから、やっと小さな花をどんどん咲かせるようになりました。

野草の昼顔のように小さい、薄紫の優しい花です。

もう一本、濃い赤紫に白い線の入った花は、お天気が悪い日が多くて、蕾が開かないで終わるばかりです。残念。

 

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 変わった事といえば、今年は、蝉の鳴き声が少なかった様に思っていましたが、毎年お盆が過ぎると鳴き出す「つくつくほーし」の声が殆ど聞こえません。

 

この夏は、酷暑、地震、大雨、台風と、災害が多くて、平静ではいられない日々を過ごしているうちに、急に秋になった様な感じです。

このあたりでは、幸いたいした被害はなかったのですが、我が家では、テラスの屋根の波板が台風で2枚飛んでしまったのが、まだ直して貰えず、不自由しています。

大変な被害を被った方々のことを考えると、本当にお気の毒で、心が痛みます。

 

 

ピンズ2018夏

「PINS FACTORY」さんから、2018夏のピンズレターを頂きました。

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今回は、甲子園の高校野球の最中とあって、野球をしているネコちゃん達が可愛いイラストです。

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吉沢深雪さんのイラストは、いつも楽しくて素敵です。

ピンズも綺麗な仕上がりです。

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ピンズファクトリーさん、いつも有難うございます、。

ペチュニアが元気

炎天下、私も植物も、生きているだけで精一杯の毎日です。

今、我が家で一番元気なのが、「スーパーチュニア ラズベリーチーズ」。

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この春「まつおえんげい」で買った苗三種類を寄せ植えにしたものです。

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「ユーフォルビア」の細かい細かい八重咲の白い花が咲いた後、黄色の濃淡の「ランタナ」が少し咲いてから、この「ペチュニア」がどんどん勢力を広げて、3センチ位の小さな花が株一杯に咲き続けています。

ラベルの写真の色と違って、薄い黄緑に赤紫の縞が、シックできれいです。

 

 ユーフォルビアとランタナは、駆逐されたような形なので、別の鉢に植え替えるといいのですが、この暑さでは、外で仕事も出来ません。少し涼しくなったら、救い出したいと思っています。

 

ほかは、バラはぼつぼつ、小さな花を咲かせるので、すぐに切って家の中で楽しみます。

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マリーゴールドや、ジニアは、なんとなく咲いている感じ。

今年は淡い色合いの背丈の低いものを植えてみました。 

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今は、草ぼうぼうの庭にじっと我慢、涼しくなったら草むしりに頑張ろうと、ひたすら待っている毎日です。

 

 

 

 

 

 

鉢植えトマト

今年、はじめてトマトを鉢植えで育てています。

 

私は、トマトが好きではないので、植えようと思ったことはありませんでしたが、娘が、好きではないけれど、健康上毎日食べるようになりました。

勿論、スーパーや、生協でも買っているのですが、ミディトマトを植えて欲しいというので、五月の連休に、苗を買って来て植えたのです。

フルーツトマト「ピーチ」と、「淀苗」の2本です。

 

先頃、雨風のひどかった時に、鉢ごと倒れて、いくつかの実が青いまま落ちてしまいましたが、その後は、どんどん伸びて、花もどんどん咲き、実が沢山なっています。

脇芽を取り、背丈が手が届かない位まで伸びたので、摘心しました。

 ただ、実があまり大きくならない。ミディの筈が、ミニ位の大きさの様に思います。

鉢植えのためか、肥料とか、育てかたに問題があるのか、この程度の大きさでいいのか、分かりません。

でもまあ、味は濃いということなので、いいとしましょう。

 

私も、食べてみましたが、やはり好きにはなれません。

 

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